こんにちは💦
災害級の暑さ、少しでも外にいると体力を奪われます…
熱中症対策をしっかり行ってお過ごしください。
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色んなものが値上がりしましたね。
食費も少しずつ上がっていますが、今年の驚きは電気代でした💡
あまりにも高額になったので今までの使用量をネットにて確認してみたところ… 昨年一番使った月よりも使用量は少ない、 でも1000円以上高くなっているという衝撃の事実!!
冒頭記載の災害級の暑さで夜も27度設定でクーラーをつけっぱなしにしています。
関西電力のサービスで来月の料金予想が見れるのですが、 今月の最高額からさらに5000円以上アップする予想… 熱中症も電気代も何もかもこわいです(._.)
☆3Dソリューション☆
製品検査や設備診断にカラーコンター(ヒートマップ)という方法があります。
3Dスキャンしたデータが、基準に対しどれだけ凹凸があるかを色情報で視覚化する手法です。
例えば壁面煉瓦の凹凸診断の場合、
手計測では各煉瓦から1点測って数値一覧を作成して…など従来手法では手間がかかります。
一度に数百万点の点が取得できる3Dスキャンならではの診断方法です。
診断した結果が↓画像です。
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全体を通してどこが出っ張っていて、どこが凹んでいるのかが一目瞭然です。 上記は市販ソフトでの結果ですが解像度が粗く、大まかな傾向しか掴めません。

処理ソフト側での解像度限界に悩まされるなら、点群全てに色付け表示ができないかと思い 弊社Clear pointsのカラーコンター機能をより使いやすくブラッシュアップしました。

市販品では煉瓦一個一個の境界が確認できませんでしたが Clear pointsではくっきりと識別することができます。 ソフト面での詳細は後述ソフトGからご紹介します。
☆ソフト開発☆
Clear pointsの既存機能「カラーコンターの改良と新機能「元点群読み込み」の紹介を行いましたので紹介させていただきます。
◇カラーコンター
コンターとは、天気予報で目にする気圧や、地図上で山の高さを表す標高などの連続的現象を表す値が等しい位置をつないだラインのことを言います。
Clear poinsでのコンターも一般的な意味と同じで描画点群内で一定基準面から等しい高さにある点群に色付けを行っていきます。
こちらはオプション機能となりますが、ユーザー様がより利用しやすいインターフェースに変更いたしましたのでご紹介させていただきます。
リリースについては、2022年中を予定しています。
今までのカラーコンターは、基準点をダブルクリックで設定していました。
描画点群から視覚的な設定としていましたので、詳細データが不明な時に感覚設定ができました。
今回、新たにZ軸の数値入力を可能としましたので、計測値などの詳細データが決まっている時に有効活用していただけます。
数値入力は、現在はZ軸のみとしておりますが、今後はクリッピングボックス面を使用することで、任意の軸から行えるように改修を進める予定としております。
↓画面は全て開発中のものとなります。
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更に、カラーコンターの色付け範囲を変更して頂ける設定インターフェースを追加しております。

今回数値入力を可能としたインターフェースにより
「設計値をもとに凹凸がわかる色付けを行いたい」
「上限値を超えた場所を確認したい (上限値以上であれば赤色、下限値以下は青色)」
などのご要望にお応えすることができます。
また点群へ色付けを行っていますので鮮明な表示が可能となっております。
実際のカラーコンター点群は、3Dソリューションの記述をご覧ください。
◇元点群読み込み
Clear pointsはご使用中のパソコンスペックに合わせ軽量点群を作成し読み込んだ全ての点群を滑らかにスムーズな描画を実現させております。
しかし、その描画点群は薄くなってしまうというデメリットがあり、 その解決のため選択した一部の点群を薄くなる前の点群(元点群)を表示する機能を実装しました。 元点群読み込みの操作手順になります。
https://youtu.be/YLRIcmkgqlA
軽量点群との比較になります。
元点群表示だと近づいても点群の濃さを保つことができます。
https://youtu.be/Q4qqscoY4wY
今後の展望として、ウォークスルーと組み合わせてウォールスルーの視点の経路上を元点群で表示することで動画内の点群の見やすさの向上を考えています。
ウォールスルーは点群空間内を実際に歩いているような動画を作成することのできる機能になります。
ウォークスルーの詳細については4月度のシュルードニュースをご覧ください。
今後もお客様にとって使いやすいものをご提供していきたいと考えていますのでご期待ください!!
☆機械設計☆
ドローン治具(可動式トラッカー受光部)を作成しています。
トラッカーの受光部は人が手で持って受光するのが一般的なのですが、
それをドローンに載せることで、
簡単には人の手が届かないところでの測定を可能にしました。
※1トラッカー ※2受光部
※1
三次元レーザートラッカーと呼ばれるもので、
受光部にレーザーを当てることで、受光部の位置を三次元的に把握。
それを点座標として記録できる測定器のことです。
※2
トラッカーから出るレーザーを受ける機器のことです。
モーターへの給電はドローンが使用しているバッテリーから行っているため、
装着物としてはモーターとその治具のみです。
操作は自作のスティックで行います。
将来的には人がよりつけない場所までドローンで向かい、
トラッカーでその位置をトラッキングするということが目的です。