シュルードnews 2023.11

こんにちは🍂

今年は「スーパーエルニーニョ現象」だとよく耳にします。数年に一度のこの現象、気象だけではなく様々なところに影響があるようです。

いつもと違う冬こそ情報収集はこまめに。

「備えあれば患いなし」

寒暖差疲労で体調をくずすことなく、過ごしていきたいと思います。

 

☆デジタルサービス☆

今回はフォトグラメトリの活用+αについてのご紹介になります。

フォトグラメトリでは、写真を用いてメッシュデータ を生成、モデルを作成します。
写真を用いるため、細部まで再現されたリアルなモデルを作成することができます。
このモデルに動きを付け、ゲーム空間内などで操作できるようにすれば、よりリアルで没入感のあるゲームを作成することが可能です。

このモデルに動きを付け、ゲーム空間内などで操作できるようにすれば、よりリアルで没入感のあるゲームを作成することが可能です。

弊社社長の安達をモデル化して動かしてみました

フォトグラメトリで、キャラクターのリアルさは再現することができました。
では、リアルな人間の動きを再現するにはどうすればよいのでしょうか…?
ここも、リアル空間から情報を引っ張ることが大事です。
モーションキャプチャから得られるモーションを取り込むことで
実際に人間の動きを表現することが可能になります。

モデルの動きと骨格さえ作ってしまえば
他の人物を操作したい!といった場合でも
モデルを入れ替えるだけで済むので、モデルの外観は簡単に変更することができます。

背景にもフォトグラメトリ由来の3DCGを使用できますが、細部まで見ると溶けていたり、クオリティを維持するのが難しくなります。
今後、フォトグラメトリの技術・クオリティが高まり、背景に使っても遜色がないようになれば
仮想空間・ゲーム内で、本当にリアルな体験・出会いをできる日もそう遠くないかもしれません。

弊社では
今回ご紹介した内容をはじめ
没入感のある体験を、様々な形で提案することを目指して参ります!

 

☆ソフト開発☆

現在開発中のサーバーを利用した写真や画像の共有機能についてご紹介いたします。

Webブラウザ上で写真をアップし、サーバーを使って複数人で共有と確認が可能な機能となります。
個々人で管理していることが多い写真などのデータを、場所や時間に紐づけてデーターベース化し、撮影場所やファイル名、種別といった様々な情報と合わせて関係者各位が検索できるようになります。

例えば、
「あの工場にこの機材を普段どこに置いてあるかまとめておきたい」や
「各地図と照らし合わせて、いつどこにあの機材や設備を配置していたか」
を、わかりやすくまとめておけるよう開発を進めております。

現在は、各ユーザーが複数の情報を含めた画像がアップでき、
情報をもとにした検索ができるところまで開発が進んでおります。

サーバーへの登録

検索画面

検索結果イメージ

新機能も続々と開発していきたく思っております。

画像だけでなく動画や図面もアップできるようにするなど多様なデータを便利に管理できるよう開発していきたいと考えています。

開発状況はシュルードニュースで報告していきますので、今後の記事にもご期待ください。

 

☆機械設計☆

今回は、自作コントローラー(仮)を製作中というお話です。
弊社は、展示会で自作モデルなどをお客様へ見ていただく際、
モニター以外にソニーさんが開発された
空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display)
※以下SRDと略称
を活用させていただき、モデルを立体的に見ていただいております。

SRDにご興味ございましたら、下記URLよりご確認ください。
空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display) | ソニー (sony.jp)

SRD上で、モデルを回転させる方法はいくつかあるのですが、
今回は、ゲームセンターにあるUFOキャッチャーや
アーケードコントローラーのようなボタンで
回転などの操作が簡単にできたら、使いやすくなるのではないかと思い製作を進めております。

イメージ図

弊社は、このようなコントローラーの製作から中身の制御、対象となるモデル作成まで一括で対応できます。
お客様の「こんなものがあったらいいな」を形にするお手伝いをさせてください。
ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。