シュルードnews 2023.05

こんにちは☔

今月のシュルードnewsです。

 

☆デジタルサービス(旧3Dソリューション)☆

弊社はレーザースキャナーでの測定作業を多く行っていますが

高精度で測れる機器の反面、扱い方を間違えると大きな誤差を生む恐れがあります。

今回はその中でも雨天時の取り扱いについて検証してみました。

 

雨天時は物体の表面が濡れ、またスキャナー自体のレンズ部にも水滴が付着します。

対象物

平常時          雨天時

      

スキャナーレンズ部

平常時         雨天時

レーザーが正常に反射して受光することで距離を計測するレーザースキャナーにとって

乱反射させる要因となる水滴は大敵です。

実際にどれくらいの差が出るのか、以下で検証してみました。

 

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☆ソフト開発☆

SDGs、DX化、デジタルツイン。。。昨今話題のこれらへの取り組み。

現場を見渡す新しい管理方法として販売しているソフト「SPOT360」を

活用しての取り組み例をご紹介します。

例として、SPOT360を現場へ持ち込む場合と事務所で使用する場合の2パターンで説明させていただきます。

例①:【現場へ、SPOT360を持ち込む場合】

~業務の効率化~

◆分厚くて重いマニュアルを持ち歩くことなく現場への立ち入り検査など行えます。
書類の検索を早くできることにより業務の効率化が進み、働きやすさへ繋がります。

~資料の埋め込み・参照~

◆SPOT360で使用している360度写真は、現場で撮影したもの。写真の指定位置に資料を直接貼ることができるため、「この機械のマニュアルがほしい」という思いに素早く対応が可能です。

~資源の削減~

◆現場で機器のチェックをするときに直接SPOT360へ入力、管理ができるため検査帳票のペーパーレス化になり、かつ過去データの検索が容易です。(以下開発画面例です)

 

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☆機械設計☆

治具設計・製作

弊社の計測担当者より、「こんな治具作って下さい。」と、依頼されることが時々あります。

今回は、その中から、最近製作したものを紹介させて頂きます。

方角をある程度合わせて写真を撮りたいという要望があり、カメラ三脚にコンパスを取り付けてみました。

3Dで設計し、そのまま弊社保有の3Dプリンターで出力し完成したものです。これで方角は、ばっちり!

今回のミッションコンプリートです。

このように、ちょっとした治具の製作も行っております。

「こんなの欲しい」を形にするべく、日々精進してまいります。