シュルードnews 2021.12

こんにちは🎅

 

12月1週目から、今まで頂戴したご縁が

一気に実ったようなハッピーマンスです⛄

 

コロナ禍でお会いできなかった企業様に会いに行ったあと、

他社様へ紹介してくだったり、

ソフトの導入検討してくださっていた企業様から

購入決定のご連絡を頂戴したり…

皆さんの心に「弊社のできること」を残せていたんだ!!と実感できて、

本当にうれしいです。

 

☆3Dソリューション☆

配管設計・工事での3Dの使い方について

数回にわけてあらためて振り返りたいと思います。

 

⚡配管の更新時における接続箇所の注意点⚡

 

配管を更新する場合、フランジと呼ばれる個所で取り外して更新することが多いです。

この時配管の長さは隙間を設けてバンドなどで調整できるのですが(画像1)

フランジが傾いている場合にそれを気づかずに製作してしまうと、

少しの傾きでも接続箇所で大きな差になってしまいます。(画像2)

 

画像1           画像2

 

フランジ全体を非接触測定で測定できるレーザースキャナーがあれば、

配管が高所にあっても地面から測定ができ相対的な傾きや、地面との傾きを

しっかり把握することができます。

画像3にありますAとA’、BとB’という必要な角度での面間距離を計測できるからです。

 

さらに配管を取り外したあとにフランジ面を計測すれば平面度もわかるので、

そのままパッキンをつけても漏れがないかなとの診断も併せて可能になります。(画像4)

 

画像3

画像4

 

この技術を使えば現合での施工を限りなく減らすことができます。

次回は点群データを利用した効率的な配管ルートの選定についてお伝えします。

 

☆ソフト開発☆

SPOT360の新しい機能として、現場で写真撮影、動画撮影を行える機能開発を進めています。

現場でSPOT360プロジェクトを確認しながら、気になる場所を撮影し保存できる機能を想定しています。

 

既存機能

・現場でメモを残せる機能として手書き機能を搭載

 

・現場でメモを手書きし保存

・登録箇所にアイコンが表示されてカーソルを合わせると内容が確認できます。

 

開発中の画面

・手書き登録画面からカメラ画面を起動すると、PC付属のカメラが起動し画面に表示されます。

 

・シャッターボタンで画像が手書きエリアに表示され保存されます。

写真上に手書きも行えます。

 

☆機械設計☆

まだ試作段階になりますが配管ロボの製作をしています。

配管の中を調査することと、弊社の所有している3Dプリンタを活用して

軽量化とコストを抑えたロボットを製作することを目的としています。

 

現在、遠隔操作で移動でき、配管内をカメラで見ることができるところまでは

できているため、

今後は、複雑な配管内をスムーズに移動するための機構を加えるための

研究を続けています。

 

また、今回の試作したロボットは

カバー・タイヤ・歯車・軸を3Dプリンタで造形したものを使用しており、

まだ強度面など問題はありますが、動作することが確認できました。

今後は、駆動に必要な基盤やモーター以外のものを3Dプリンタで造形できない

か強度面も含めこちらの方も研究していきます。

 

配管と配管ロボ

配管の中を走行している配管ロボ

 

終わり良ければすべてよし!!

来年もがんばりますので、いつでもご連絡おまちしております☺