シュルードnews 2022.02

こんにちは🌞

作成している2/24、まだ雪がちらついてます…

いつまでも寒いですね⛄

 

コロナや雪で大変な方もいらっしゃった中、

京都ビジネス交流フェアにたくさんの方が来てくださり、

本当にありがとうございました!!

 

たくさんのご縁を頂戴したので、今後につなげられるように頑張ります!!

 

☆3Dソリューション☆

前回までは配管について説明してきましたが、今回はグラフィックについてご紹介したいと思います。

 

10月のシュルードニュースで、フォトグラメトリーで作ったモデルに

テクスチャペイントで修正してより良いモデルに仕上げる取り組みを紹介しましたが、

今回はさらに、映像に使う上で重要となる工程を2つ紹介します。

 

○テクスチャの影消し

フォトグラメトリで作成したテクスチャは、撮った際の影がそのまま残った状態になっています。

この状態だと、映像利用やアセットとして利用する際に、ライトが当たってもテクスチャの持つ影が残ったままになります。

画像1の左の写真のように、光が当たっているのに影があるのは不自然に見えますよね?

 

そのため、テクスチャから影を消す必要があります。

影を消すことで物が持つ本来の色だけが残り、映像やゲームの中で自由に照明を設定して利用することができるのです。

画像1

画像2

画像2はライトを消した時の状態です。

○ノーマルマップ

フォトグラメトリーで作ったモデルは高精度、高精細ですが、その分データが非常に重くなります。

映像やアセットとして使うには一つ一つを軽量化しつつ、フォトグラメトリーの

高精度なテクスチャや形をできる限り残すことが求められます。

 

フォトグラメトリーで処理した状態では非常に細かいメッシュになっていて、そのまま使うにはかなり重い状態です。

凹凸をそのままモデリングする方法もありますが、今回はシンプルな平面のローポリモデルにノーマルマップを使って作成してみます。

 

下の画像のように、テクスチャだけでは平坦でリアリティが無く、ぼこぼこした感じも伝わりませんね。

ここでノーマルマップの出番です。

ノーマルマップはモデルの凹凸を判断して、ライトを当てた際に自動で影をつけてくれます。

なので、平坦なモデルでも影ができて立体的に見える、という優れものです。

画像を比べてみると、地面のぼこぼこした質感が伝わってくると思います。

 

シュルードでは軽くて扱いやすく、かつ

フォトグラメトリーを生かした高いリアリティを持つモデルを作るため、

日々研究を重ねています。

 

皆さんのご覧になる映画やドラマに、シュルードで作られたモデルが使われるかも…?

どんなところで3Dモデルが使われているのか、探しながら見るのも面白いかもしれませんね。

 

☆ソフト開発☆

現在多くの方にご利用いただきご好評のSPOT360の今後の展開をご紹介いたします。

現在SPOT360使用方法は、現地で撮影したパノラマ写真などを事務所へ持ち帰り

SPOT360Editorからプロジェクトを作成し利用する方法となっています。

 

各所からの

『現地で撮影したパノラマ写真をその場で確認したい』、『その場でプロジェクトを登録したい』

というご要望を受けて、

【その場で、簡易的にSPOT360の見取り図配置を行えるアプリの開発】を行っています。

 

【現在の使用方法】

 

【開発中の使用方法】

 

現地にて、撮影、編集、利用の全てが行えることにより、

現地で打合せした内容を、その場でSPOT360へ記入できるなど作業の効率化が図れ、

事務所での編集作業の軽減に繋げられます。

 

今後は、クラウド等を利用し現地で編集したデータをリアルタイムで事務所でも閲覧できるように進めていきます。

情報共有が素早く簡易に行えることで、作業をスムーズに進められる、そのようなアプリを目指していきます。

 

☆機械設計☆

作業用アームの作成を進めています。

搭載する機械や場所に合わせて、重量・剛性を検討しながら、

弊社自慢の3Dプリンターも駆使し、設計をしております。

モーター制御、

カメラを搭載、

自由な発想でカスタマイズして、使い勝手の良いものにするべく、

開発に取り組んでおります。

 

 

最近、ホームページを見て初めてご連絡くださる企業様が

増えてきてとてもうれしく思っています☺

いつも思うのが、何を検索して、弊社のホームページにたどり着き、

何を見て電話しようと思ってくれたんだろう…と。

 

私は検索が下手なので、うまく企業様を見つけることができないのですが。

展示会で名刺交換した方のホームページを検索して、

弊社でお役立ちできること、弊社に必要な情報や製品、を考えながら、

お礼メールを送付するのが楽しいです。