SHREWD NEWS 2020.12

こんにちは。
シュルード設計 土井です⛄

12月初め、今年の冬の寒さは私でもいけそうだー!!と思っていたら、急に寒さがきましたネ🥶

今年は皆さんにとってどんな一年でしたか。
私は会いたいときに会いたい人と会えることの大切さを実感した一年でした。
2/18-19に出展予定の京都ビジネス交流フェアでは皆さんと会ってお話したいです。
お忙しいのは承知の上で、ご来場を心よりお待ちしております!!

 

☆3Dソリューション☆
映像業界への3D利用を広げています。

映像作品の作成過程で行われる「プリビズ」ってご存じですか?
撮影前のカメラワーク、撮影カット、撮影セットの検討のことだそうです。
そういったことを仮想空間上でやってみよう!!と実証中です。

① 撮影現場Aを3Dスキャナ測定や写真撮影し、取得したデータをゲームエンジンに読み込み
② 撮影現場Bも3Dスキャナ測定や写真撮影し、取得したデータをゲームエンジンに読み込み
③ 全く別の場所のデータを合成して、仮想空間上でプリビズを行う

仮想空間なら、実際に存在しない場所を作り上げればそこで検証できます。
プリビズのために機材や作業人員、移動も不要でデスク前で完結できます。
データを蓄積しておけば今後の準備も簡略化されていきます。

今あるもの、データとして残しておきませんか?
過去のものを仮想空間で再現しませんか?

 

☆ソフト開発☆
開発当初は点群ビューワソフトとして考えていた「Clear points」ですが、皆さんのニーズにお応えして徐々に機能搭載を行い、点群処理ソフトへと進化しています。

① 読込みできるファイル形式の追加
LiDARやフォトグラメトリーで使用されることの多い.las形式、
このファイルを読み込めるようになりました。

② 点群データの切り出し機能のスピードアップ
点群って本当に時間かかります…
ちょっとした作業の時間短縮がとてもありがたいのです…
切り出しする時間を大幅に短縮しました!!試してほしい!!

③ クリッピングボックスの回転軸追加
任意の場所の点群だけ選択したり削除したりできるクリッピングボックス。
3Dだからいろんな方向への回転が必要となり、
Z軸に回転→Z軸とX軸に回転できるようになりました。

導入済の方でもオプション追加機能が増えたりしているので、
「こんなことできたらうれしいのに」をご連絡いただけると嬉しいです!!
購入検討いただいてる方、買う前にほしい機能をしっかり教えてください。
もしかしたら製品に搭載してからお渡しできるかも?
これができるのはシュルードならでは!!

 

☆機械設計☆
3Dプリンターの活用が広がっています。
スペーサーやカバーなど、用途に合わせて設計、製作をしています。
スペーサーの取付面にご注目!!(見てほしいです↓)
スペーサー

曲面に対して取付するため、取付面を計測し設計、3Dプリントを行いました。

カバーは厚さ2mm、しっかりと使用に耐える逸品だそうです。
カバー

以前から取り組んでいるドローンの拡張にも、3Dプリンターでの製作物が活用されています。
ある程度複雑な形状も作成できて、自由な発想での設計・製作が可能です。

最近増えたなぁ、と感じているのが、2D図面の3D化やデジタル図面化のお仕事です。
入社当初に展示会で話していた業務がコンスタントにご依頼いただけるようになって、会社の信頼度が上がったように感じ、とてもうれしいです。

 

今年も大変お世話になりました。
よいお年をお迎えください🎍
皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。