シュルードnews 2022.12

こんにちは🎅

 

寒くなってきてやっと冬を実感しだしたら、

あっという間に年末です。

(福袋が気になる季節です)

 

みなさんにとってどんな一年でしたか。

 

私は公私ともに課題が多く残る一年となりました。

色んな意味でもっと成長しなければ…!!

 

これからも皆さんに育ててもらいつつ、

レベルアップしたシュルード設計を目指しますので、

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

☆デジタルサービス(旧3Dソリューション)☆

今回はモデリングの方法についてお話していきます。

写真のような瓦屋根は日本ではありふれたものになっています。

 

こういったものをモデリングする場合、1つのオブジェクトとして作成する方法と、

瓦1枚の単位で作成し、すべてを別パーツとして作成する方法の2つがあります。

どちらの方法がより優れているのでしょうか。

 

身も蓋もないですが、場合によります。

 

たとえば、遠景としてモデルを利用する場合、

作成にかけるコスト削減、レンダリング時のパフォーマンス向上を狙い、1つの単純なオブジェクトとして作成したほうが効率的です。

しかし、近景となった場合は全く別のことを考えなければいけません。

1パーツ1パーツでの差異の作成や、パーツ単位で壊したり吹き飛ばしたりとアクションを作成するためにはパーツ単位でモデルが作成されている必要があります。

 

上記のように、用途に応じたモデルの作成方法を提案させて頂くことにより

お客様のニーズに即した手法を提案させていただくことが可能です。

お困りの際は、ぜひご相談ください。

 

☆ソフト開発☆

今月はSPOTPlanの新機能の紹介です。

 

SPOTplanは、3次元の工事計画を3Dソフトの知識なしで作成可能なアプリケーションです。

 

現場の工事風景(物理空間)を、3Dモデリング、点群、SfMなどを用いてSPOTplan(仮想空間)でリアル表現します。

 

SPOTplanではSfMの以下の利点を考慮し推奨しています。

・3Dモデルを作るより圧倒的に早い

・細かな寸法などは出せないが、大まかなルート検証や工程の概要把握には十分に建物や物の色形が分かる

・現説(現場説明会)の際に一緒に動画撮影すると手間が最小限になる

※SfM(Structure from Motion:写真測定)

 

SPOTplanについて詳しくは総合パンフレットをご覧ください。

https://www.shrewd-sekkei.com/download/pamphlet.html

 

SPOTplanでは、3Dの立体的な現場再現(仮想空間)に、工事アイテムなどの3Dモデルを自由に配置できます。

その3Dモデルは一般的なobj、fbx、ifcの形式でしたが、今回新しくdxf形式が対応可能となりました。

 

dxf形式の読み込みは順次対象形状を拡大していきます。

また、今後は Clearpointsなど他の製品でもdxf をサポート出来るようバージョンアップして参りますのでご期待ください。

 

☆機械設計☆

強度等検討

 

設計に欠かせない強度等の検討、

最近、こういう構造ですが、強度的に大丈夫ですか?

といったような、強度検討のご依頼を頂くことも増えてきました。

弊社では、感覚や勘、経験だけに頼らず、計算し根拠のある設計を行っております。