シュルードnews 2024.03

こんにちは🌸

とても嬉しいお知らせがあります。

山口県警様と「交通事故の状況を3Dのアニメーションで再現するソフト」を
開発した成果発表をさせていただきました。

 

こちらはテレビで取り上げていただいた内容です。

交通事故の状況を3Dのアニメーションで再現するソフト|NHK 山口県のニュース

御社のデジタル化にぜひお役立ちしたいと思っておりますので、
ご来社、ご訪問などのご連絡をお待ちしております。

☆デジタルサービス☆

撮影からモデル化までフォトグラメトリを自動化
昨年12月の記事に続き、自動フォトグラメトリ作成についてのご紹介になります。

自動フォトグラメトリの利便性に関しては、以前ご紹介させていただいた通りですが従来行っていたやり方では、光沢のあるものに関しては不自然な影ができておりました。

これは光源から被写体への距離や材質、形状によって明暗差が生まれ、起きる現象です。
そこで今回は交差偏光を利用することで、光の反射を押さえることにより
被写体本来の形状や色見を再現することが可能となりました!

下側に一部光沢が出ていますが、ダルマを安定させるために使用したCDケースに光が反射した影響が表れたものになります。
撮り方一つで様々な影響がでるフォトグラメトリは奥が深いですね……

弊社では今後、もっと大きな被写体でのフォトグラメトリの自動化なども
開発グループと共に進めていく予定です。
モデル化でのお困りごとなど、いつでもご相談ください!

 

 

☆ソフト開発☆

今月はUnreal Engineでmata quest3のカラーパススルー機能を用いた開発をご紹介したいと思います。

まずmeta quest3とは、バーチャル空間を楽しむことができるヘッドセット型のデバイスで、
2024年3月の時点で最新機種となります。
最新の機能にカラーパススルーという、meta quest3上で現実の空間をカラーで映しながら、
モデルやエフェクト、操作画面といった素材やコンテンツを現実の空間に重ねるアプリを作成することが可能となりました。

動画のようにモデルを手で触ることも可能です。

現実のような空間にモデルを配置して感触を確かめたい、
展示会やイベントで現実の上に重ねるようなコンテンツを制作したい
といったご要望がありましたら、ぜひお声がけください。

過去のソースコードの資産も取り入れた、便利でリーズナブルなVRアプリケーションを提供致します。

弊社の開発にご興味がありましたら、お気軽に問い合わせください。

 

 

☆機械設計☆

既存のドローンにカメラを取り付けたいという要望を受けまして、
ジンバルカメラを取り付けてみました。

ドローンには元々前方や周囲を確認する用のカメラが備わっているのですが、
カメラを自由に360°動かせるものは少なく
オプションで取り付けられても、専用部品が必要になります。

そこで今回は、ドローン(ソニー製Airpeak S1)に、ジンバルカメラ(ザクティ社製)を載せてみました。
ザクティ社製ジンバルカメラ紹介URL:https://xacti-co.com/solution/drone

ドローンの上下にジンバルカメラを取り付けることで、
例えば、カメラを上に向ければ普段見えづらい屋根などを下側から確認できたり、カメラを下に向ければ屋根の上を点検や定点観測なんかにも利用できます。

また、こちらは電源部分や操作コントローラーがドローンとは別になっていますので、ペイロードをクリアしていれば、理論上どんなドローンにも載せることが可能です。

またドローン以外にも、AGV(無人搬送車)などの走行ロボに搭載する予定もしております。

今後は今回のノウハウを活かしてカメラ以外のものを載せたり、
ドローン以外にも様々な分野で開発を進めていければと思います。

弊社は、「作ってみよう」から”形”にできる会社です。
お客様の「こんなものがあったらいいな」を形にするお手伝いをさせてください。
ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。