シュルードnews 2022.06

こんにちは☔

京都新聞のジュニアタイムズ、ご存じでしょうか。

読書は好きなのですが、新聞はあまり読む習慣がなく、

先日、ほんとにふと、広げてみたら…

堀九来堂様という弊社とご縁のある企業様が掲載されてらっしゃいました!!

製菓製パン機器の製造・販売・メンテナンス、それに伴う道具の販売など、

私の大好きなお菓子屋さん達を支えてくださっている企業様です。

(お菓子とパンで大きくなりました☺)

驚きとともに中面を見ようとしたら、中面の詳細ページだけ

違う用途で使用されてなくなっており、読めませんでした( ;∀;)

 

伝統ある京菓子にかかせない木型について小学生の見学受入れをされて、

そのレポートのようでした。

京都生まれ京都育ちなのにお恥ずかしながら、

私も大人になって堀九来堂様にお伺いするまで木型のこと知りませんでした。

どの技術職業界にも伝統があり、その伝統が続いてきたことには意味(良さ)があり、

後世に知ってもらい、残す動きが必要であること。

技術継承に悩まれてる企業様からのお話を聞く機会も多いことから、

大人も学ぶべき素敵な取り組みだな、と思いました。

 

☆3Dソリューション☆

映像作品の舞台をCGで自由に配置!プレビズアプリのご紹介

~3Dコンテンツに合わせた様々なみせ方・使い方のご提案~

 

今回は、建物や小物などのアセットをロケ地に

自由に配置できるプレビズアプリをご紹介いたします!

 

早速ですがプレビズ(Pre Visualization)という言葉をご存じでしょうか?

アニマティクスとも呼ばれますが、映画製作の準備段階において

絵コンテなどの代わりになる各カットや画面構成をCGで映像化したものです。

プレビズアプリはそのために使われる映像作品の舞台を

サイバー空間で再現するためのアプリとなります。

 

建物や小物のアセットを配置することで

映画の舞台や各カットのイメージを検討しやすくなります。

シュルード設計では、チーム「まるデジ」の一員として、

下記項目を一貫して作成いたしました。

・建物や小道具などのアセット作成

・測定を行い地形を作成

・UIや機能の付いたアプリ作成

 

現在開発途中ですが一部機能をご紹介致します。

(今後も様々な機能を追加していきます。)

移動変形の機能ではその名の通り、選択したアセットを自由に変形することができます。

好きな場所にアセットを配置し、映画の舞台のイメージを膨らますことができます。

極端な例ですが、サイズ変更や回転なども可能となっています!

 

Before

After

今回紹介したプレビズアプリ以外にも、お客様のニーズに合わせた様々なコンテンツの作成を行っています。

せっかくですので少しだけお見せします!

 

4月にもお見せしたカニを立体ディスプレイを水槽に見立てて観賞

 

新しく作成した、標本昆虫をデジタルコンテンツ化し、VRで観賞

 

入り組んだ配管を誰でもわかりやすく管理するための配管シミュレーター

 

このようにシュルード設計では測定・3Dコンテンツの作成だけではなく、

そのデータをどのように利用していただけるかの提案を致します!

 

☆ソフト開発☆

現場を見渡す新しい管理方法として販売しているソフト「SPOT360」の

iOS端末に対応したアプリ化を行いました。

 

社内端末がipadを標準とされている企業様にSPOT360を導入していただくことができます。

 

Windows上で動作するSPOT360の機能をiPad端末対応アプリは

すべて備えています。

iOS端末対応アプリをipadまたはiPhoneへインストールし、

現場へ持ち歩き活用していただける場面を想定し紹介させていただきます。

 

インターネット環境にSPOT360プロジェクトをアップロードしておくことにより

複数端末との情報共有を行っています。

 

「現場はインターネット環境が整っていない!」ケースを想定し、

予めSPOT360プロジェクトをipadへダウンロード可能です。

また、現場作業終了後、ネットワーク環境の整っている場所で、

記録したデータをまとめてネットワーク環境へアップロードできる機能も備えています。

 

現場では、360度全天球カメラ画像の任意の場所に記録を残すことが可能です。

記録を残したい場所は、「○○ビル 〇階 機械室のテーブル下」などと文章での説明不要!

ここ!っというポイントをタッチ選択できるので作業効率が上がります。

 

ipadで撮影した写真を貼り付け、コメントを残すことができます。

 

取り込んだ画像の上に手書き入力可能ですので、注目させたい箇所を簡単にマークできます。

また、ちょっと長文の文章で残しておきたいコメントなどは、テキスト入力可能ですので

ご活用ください。

 

事務所での書類作成時の効率アップに繋がることを期待し開発しています。

360度全天球カメラ(THETA)単体では画像の見直しができませんが、

ipad(携帯端末)を合わせて持ち込むことで、

全天球カメラ画像へ通常(2D)画像の貼付けやコメントの貼付けがその場で行えますので、

事務所にて思い出しながらの書類作成が少なくなり、作業効率アップに繋がります。

 

SPOT360は全天球カメラ画像にて視覚的に把握しやすく、

時間経過により起こりやすい情報の分断化を避けられるメリットがあります。

今後、すぐに確認すべき内容(安全に対しての是正など)を迅速に報告できる機能を

検討していますので、ご期待下さい。

 

☆機械設計☆

最近、弊社では小型のモーターを使用することも増えてきておりまして、

より自由度の高いギアBOXが欲しくなり・・・

作っちゃえ!

ということで、作成してみました。

 

モーターのケースも、ギアも全て、弊社保有の3Dプリンターによる自作です。

今回はギア比3:1のものを作ってみました。

途中、造形後の硬化の際の処理などに悪戦苦闘したり、

モデルデータと実際の造形物の寸法に出てくる差異など、ノウハウを溜めつつ・・・

完成!

 

しっかりとギアが嚙み合い、動作しました。

↑全長約50mm

 

今回作成のものは、まだ試作段階のものではありますが、

今後、欲しいギアBOXを、望み通りの形状で作成出来るようになるかと思うとワクワクします。

 

自由な発想に柔軟に対応しながら、開発を進めています。

シュルードnews 2022.05

こんにちは☔

今年は梅雨入りが早いそうです。

今月に入り、傘を買う機会が数回あったのですが…

技術の進歩を実感しました✨

というか、私自身、知るのが遅かっただけかもしれません(笑)

 

折畳み傘ですが、持ち歩き用ということもあり小型軽量化の波がすごいみたいです。

買い替えた、今持ち歩いてるものは125gでしたが、100gをきる商品もあるとのこと。

コンビニで急ぎ買った折りたたみ傘でさえ、1200円くらいの価格で

ボタンでゆっくり目に開閉するという機能がついて、しかも軽量、晴雨兼用でした。

今は男女問わず、日焼け予防して美肌を意識する時代なので、

通常サイズの傘であれ、どの商品も晴雨兼用、

大きくておしゃれなものであろうと、とにかく軽い!!

 

積水ハウスのCMでも言われてる「素材の違いだねー」がふと出てきました。

色んな素材が日々研究開発されていますが、

その素材特性を知る、お客様ニーズに合致させた使い方を模索、自社商品への取り入れ、

弊社の課題でもあります。

 

☆3Dソリューション☆

今回は前に紹介した地面の影消しの話に引き続き、

様々なソフトでの影消しの調査についてお話ししたいと思います。

 

調査に使うのはこちらのライオンの模型です。

画像1が写真で撮ったもの、画像2はフォトグラメトリで作ったモデルです。

実際の写真だとプラスチックの光沢がありますが、

フォトグラメトリのモデルはモノがもつ色味だけが正しくテクスチャ化されています。

ですが、フォトグラメトリのモデルには元の影がそのまま残った状態なので、

この影を消してみましょう。

画像1

画像2

画像3が影を消したモデルです。

ぱっと見た印象ではわかりにくいですが、

ソフト2で作成したモデルでは、たてがみや体の影が無くなっているのが分かると思います。

中には色味がかなり変わってしまったものもあります。

画像3

 

この影消しが正しく出来ているのかを確認するために、

実際に写真を撮った部屋の環境光を再現してみます。

この空間内に入れて、元のフォトグラメトリのモデルの色味を再現できれば、

正しく影消しができているということになります。画像4を見てみましょう。

先ほどの画像でも影がしっかり消えていたソフト2のモデルが、

元のモデルの色味をきれいに再現することができました。

画像4

 

また、正しく影が消えているモデルであれば、

様々な環境光やライティングに配置したときも、

その環境にあった自然な影を再現できるようになるのです。

こうした検証をすることで、それぞれのソフトがどのような処理を行えるか、

どのソフトが適しているか調査し、業務に生かしています。

 

今後もシュルード設計では様々な検証を進め、より良いモデルを追及していきます!

 

☆ソフト開発☆

Clear pointsの新機能を紹介をします。

 

◇平面作成クリッピングボックス

現在クリッピングボックスは、点群上の任意の場所をクリックすると、

その場所を中心に正方形のボックスを自動作成します。

作成したボックスは内部の点群だけを表示する機能を備えています。

新機能の平面作成クリッピングボックスは、

指定した3点から1つの面を作成し、それを基準にクリッピングボックスを作成します。

  

平面作成によるクリッピングボックスは、予め作成場所が決まっている平面に対して

3点クリックすることにより容易に平面クリッピングボックスが作成できますので、

クリッピングカラーコンターが容易に行えます。

 

◇クリッピングカラーコンター

指定したクリッピングボックス内の基準面からの指定距離をカラー表示する機能です。

 

カラーコンターを表示することにより基準面からの距離が視覚化ができ、

凹凸などが分かり易く表示することが出来ます。

カラーコンターは、以下のような利用場面を想定し開発を進めました。

・壁全体に対して柱が内外どちらかに向かって倒れているのかを視覚的に見る

・地面の凹凸の判断(凹みが大きいと車体の下部が地面に擦ってしまう。)

・向かい合った面の水平具合の確認

現在、平面作成クリッピングボックスの機能向上を進めています。

より便利で使いやすいClear pointsをご期待ください。

 

☆機械設計☆

手が届かない狭い場所などの点検が行いたいというお客さんの要望から、

電子部品と3Dプリンタを駆使して作成しましたカメラ延長治具になります。

二軸のモーターを用意し、その先端にカメラを持ってくることで、

この治具が入るところであれば、辺りを見渡せるといったものになっています。

↑筐体は3Dプリンタで作成

 

カメラの映像はWi-fiで飛ばしてスマートフォンなどに転送し、確認することができます。

↑撮影イメージ

 

↑LED点灯イメージ

 

写真では見づらいですが、カメラ先端にLEDを搭載しており、暗所でも撮影が可能です。

こういった治具の制作も行っています。

 

オープンに掲載できないものが多いですが…

感動してもらえるもの、作ってます!!

最近の弊社の成果物を見ていただけるようでしたら、

いつでもご来社、ご連絡ください。待ってます!!

シュルードnews 2022.04

こんにちは🌸

今年の春は長く桜を楽しめたように感じました。

もうすぐゴールデンウイーク。

いいお天気なので、運動がてら少しは外に出つつ、

でも、家でゆっくりと読書と昼寝を楽しみたいな…と思っています。

 

☆3Dソリューション☆

実物の標本ではできない拡大やアニメーション、

デジタルコンテンツにならではの新しい観賞を提案します!!

 

今月のシュルードニュースは、標本のデジタルコンテンツ化についてご紹介します。

実物の標本をカメラでの撮影、フォトグラメトリー、テクスチャ、アニメーションの作成。

そして空間再現ディスプレイへのコンテンツ化までを一貫して行いました!

 

今回作成した標本はキンチャクガニという幅約2.5cmのとても小さなカニです。

こちらのカニを撮影することでフォトグラメトリーでモデルを作成。

残念ながらとれてしまった後ろ足も、モデル内で復元しました!

作成したモデルにアニメーションなどを追加して

水槽に見立てた空間再現ディスプレイの中に表示させました。

写真ではわかりにくいですが、

本当に水槽の中でカニがいるような立体感があります!

このようにシュルードでは実物のモノをデジタルコンテンツにする流れを一貫して行っております。

今後も様々なモノをデジタルコンテンツにしていく予定です。

 

SONY空間再現ディスプレイ(ELF-SR1)

https://www.sony.jp/spatial-reality-display/products/ELF-SR1/

 

☆ソフト開発☆

Clear pointsの新機能、動画出力とタグ登録が完成しましたので、

紹介します。

 

◇動画出力

シュルードnews 2022.01にて説明させていただいています

ウォークスルー機能を更に使いやすく改良し、

ウォークスルー視点で点群描画させた動画を出力します。

現在動画の出力形式はmp4のみですが、ご要望あれば

他の出力形式も可能ですのでお問い合わせください。

ウォークスルー機能の改良点は、点群描画の視点の保存編集が行え、

その保存した視点間を簡単操作で移動できることです。

ウォークスルー移動の動画は、人が歩くスピードを既設の値としています。

もちろん、お好みのスピードへ設定変更可能です。

 

◇タグ登録

タグ登録とは、以前よりご要望のありました

描画点群内の任意指定した箇所へファイルを関連付ける機能です。

ファイルに関連付けられているアプリケーションを

起動することが可能です。

例えば、点群上にメモ(記録)を残すことにより、

点群活用の幅が今まで以上に広がるお手伝いが出来ます。

使い方は様々。。。

点検表のエクセルを関連付ける。CAD図面を関連付ける。地図データを関連付けるetc…

タグ登録機能、今後さらに機能アップ予定ですのでご期待ください。

 

☆機械設計☆

前回紹介したジンバルカメラを実際に使用してみたものです。

壁に向かってざーっとカメラを回しただけのデータからできたものです。

それでもしっかりと形なども取れているので実用性はありそうです。

他にもお見せはできませんが、工場内の1区画であったり、

船内などでも試しており、より簡易にSfMができるよう取り組んでおります。

 

そういえば…

NHKのかんさい熱視線をみてくださった方、ありがとうございます。

私は背中が放送されただけだったのですが、

気づいてくださった方がいらして、驚きました(笑)

 

シュルードは何屋さん?というお声は多いです。

3Dで困ったら…何かお役立ちできるかもしれません。

 

ぜひともご連絡お待ちしております!!

シュルードnews 2022.03

こんにちは🌸

とても暖かい日が増えてきてとてもうれしい…

とともに、花粉症で花がムズムズします。

 

ちょっとご無沙汰していた美顔器を出してきたり、朝晩顔のパックをしたり、

より保湿するヘアパックをしたり、美容ケアを久しぶりに始めましたー。

のども肌も髪も保湿が大事デス💧

自分の気持ちを上げるためにも頑張ろうと思います!!

 

また、皆さんの気持ちが上がるアイテム、季節、ルーティンなど、

教えてほしいです。

 

☆3Dソリューション☆

今回のシュルードnewsがいつもより早い配信なのは、

TV放送のお知らせをしたかったからです☆

 

東映京都撮影所様・松竹撮影所様とご一緒させていただいております「まるっとデジタル大作戦」

https://www.youtube.com/channel/UCyP86r–Jm-aMYFfEXp1Q3Q

 

当プロジェクトの取り組みが近日TV放送されます!

https://www.nhk.jp/p/osaka-nessisen/ts/X4X48GXNX2/

 

未整地の土地をスキャンし、

 

映画村空間を、バーチャルで再現しようという取り組みです。

 

時代劇背景として使われるセット、および実際の寺社などを3Dアセットとして作成し

実際には何もない空間に映像合成して使用します。

撮影セットの可変性・保存性が向上し、ハイクオリティな映像製作をスピーディーに行えるようになります。

↑弊社は土地測定・建物の3Dモデル化・テクスチャリングなどを担当しています

 

今後も京都の映像産業発展を、陰ながら支援できたらと思っております!

 

☆ソフト開発☆

☆簡易見取り図装置作成

・簡易見取り図装置とは…

屋内の間取りなどを図を作成するにはコンベックスなどで計測し図面化する必要がありました。

それを簡易に行うために、Clear pointsとLiDARを使って実現する装置です。

LiDARで取得した点群をClear pointsでオルソ化することで、現状の間取り画像が出せます。

・Clear pointsでのLiDAR点群表示

LiDAR点群はノイズが多いですが、Clear pointsの描画技術を使用することで綺麗な点群が表示されます。

LiDARが取得する点群を一定時間溜め込むことで、より濃く表示させることも可能です。

 

・点群の結合

LiDARのレーザーが届かない箇所は死角となり点群の欠けが発生します。

それを解消するために、Clear pointsに簡易結合機能を搭載します。

死角がないように複数個所で点群を取得しそれらを1つの点群に結合します。

 

結合元と結合先の点群で一致する場所を3点ずつ選択し結合する、3点結合機能を搭載します。

以下、開発中の結合画面となります。

 

今後の展望としてSPOT360の見取り図への組み込みを予定しています。

 

☆機械設計☆

ジンバル治具カメラを作成しました!!

 

・作成経緯

SfMをあまり知らない人でもこれを使えばSfM用の写真、動画を取ることができるような治具を作りたいといった目的で、

Sfmに向いているジンバルカメラを動画を撮りながらもって歩くだけでできるよう検討した。

↑治具完成形

 

↑使用したジンバルカメラ

https://www.dji.com/jp/pocket-2

 

↑現場にもっていきやすいように収納ケースも作成しました。

次回はこれを使ったSfMデータをお見せできたらと思っています。

SfMをもっと身近にできたらと思います。

 

先月にも記載しましたが…

ホームーページを見てお問合せくださる企業様が増えて、

とても喜んでいます!!

 

お仕事につながるかは次のお話なので、お問合せだけでも構いません。

ご連絡お待ちしております。

シュルードnews 2022.02

こんにちは🌞

作成している2/24、まだ雪がちらついてます…

いつまでも寒いですね⛄

 

コロナや雪で大変な方もいらっしゃった中、

京都ビジネス交流フェアにたくさんの方が来てくださり、

本当にありがとうございました!!

 

たくさんのご縁を頂戴したので、今後につなげられるように頑張ります!!

 

☆3Dソリューション☆

前回までは配管について説明してきましたが、今回はグラフィックについてご紹介したいと思います。

 

10月のシュルードニュースで、フォトグラメトリーで作ったモデルに

テクスチャペイントで修正してより良いモデルに仕上げる取り組みを紹介しましたが、

今回はさらに、映像に使う上で重要となる工程を2つ紹介します。

 

○テクスチャの影消し

フォトグラメトリで作成したテクスチャは、撮った際の影がそのまま残った状態になっています。

この状態だと、映像利用やアセットとして利用する際に、ライトが当たってもテクスチャの持つ影が残ったままになります。

画像1の左の写真のように、光が当たっているのに影があるのは不自然に見えますよね?

 

そのため、テクスチャから影を消す必要があります。

影を消すことで物が持つ本来の色だけが残り、映像やゲームの中で自由に照明を設定して利用することができるのです。

画像1

画像2

画像2はライトを消した時の状態です。

○ノーマルマップ

フォトグラメトリーで作ったモデルは高精度、高精細ですが、その分データが非常に重くなります。

映像やアセットとして使うには一つ一つを軽量化しつつ、フォトグラメトリーの

高精度なテクスチャや形をできる限り残すことが求められます。

 

フォトグラメトリーで処理した状態では非常に細かいメッシュになっていて、そのまま使うにはかなり重い状態です。

凹凸をそのままモデリングする方法もありますが、今回はシンプルな平面のローポリモデルにノーマルマップを使って作成してみます。

 

下の画像のように、テクスチャだけでは平坦でリアリティが無く、ぼこぼこした感じも伝わりませんね。

ここでノーマルマップの出番です。

ノーマルマップはモデルの凹凸を判断して、ライトを当てた際に自動で影をつけてくれます。

なので、平坦なモデルでも影ができて立体的に見える、という優れものです。

画像を比べてみると、地面のぼこぼこした質感が伝わってくると思います。

 

シュルードでは軽くて扱いやすく、かつ

フォトグラメトリーを生かした高いリアリティを持つモデルを作るため、

日々研究を重ねています。

 

皆さんのご覧になる映画やドラマに、シュルードで作られたモデルが使われるかも…?

どんなところで3Dモデルが使われているのか、探しながら見るのも面白いかもしれませんね。

 

☆ソフト開発☆

現在多くの方にご利用いただきご好評のSPOT360の今後の展開をご紹介いたします。

現在SPOT360使用方法は、現地で撮影したパノラマ写真などを事務所へ持ち帰り

SPOT360Editorからプロジェクトを作成し利用する方法となっています。

 

各所からの

『現地で撮影したパノラマ写真をその場で確認したい』、『その場でプロジェクトを登録したい』

というご要望を受けて、

【その場で、簡易的にSPOT360の見取り図配置を行えるアプリの開発】を行っています。

 

【現在の使用方法】

 

【開発中の使用方法】

 

現地にて、撮影、編集、利用の全てが行えることにより、

現地で打合せした内容を、その場でSPOT360へ記入できるなど作業の効率化が図れ、

事務所での編集作業の軽減に繋げられます。

 

今後は、クラウド等を利用し現地で編集したデータをリアルタイムで事務所でも閲覧できるように進めていきます。

情報共有が素早く簡易に行えることで、作業をスムーズに進められる、そのようなアプリを目指していきます。

 

☆機械設計☆

作業用アームの作成を進めています。

搭載する機械や場所に合わせて、重量・剛性を検討しながら、

弊社自慢の3Dプリンターも駆使し、設計をしております。

モーター制御、

カメラを搭載、

自由な発想でカスタマイズして、使い勝手の良いものにするべく、

開発に取り組んでおります。

 

 

最近、ホームページを見て初めてご連絡くださる企業様が

増えてきてとてもうれしく思っています☺

いつも思うのが、何を検索して、弊社のホームページにたどり着き、

何を見て電話しようと思ってくれたんだろう…と。

 

私は検索が下手なので、うまく企業様を見つけることができないのですが。

展示会で名刺交換した方のホームページを検索して、

弊社でお役立ちできること、弊社に必要な情報や製品、を考えながら、

お礼メールを送付するのが楽しいです。