シュルードnews 2022.01

こんにちは⛄

新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

3連休に宇治の方に用事があり、空いていたら…という条件付きで

世界文化遺産の平等院へ行ったところ、空いていたので拝観。

極楽浄土の世界を堪能してきました。

鳳翔館の中での幻想的な世界を見た後の売店にて…

雲中供養菩薩像に圧倒され、家でも見れるように写真集が欲しいと思ったら

おいてある…

実物の方がいいからやめとく!!と断腸の思いで購入はやめましたが、

平等院だけでなく、宇治は観光に向け、とても上手に商売をしてらっしゃるなーと

いつも感心します。

 

弊社もほしいと思われたものをそっと差し出して双方の欲を満たせる、

宇治の商売スタイルを見習って今年も一年頑張りたいと思います!!

 

☆3Dソリューション☆

新年あけましておめでとうございます。

3Dソリューションの業務では日本全国の現場に赴くのですが

昨年伺った現場では高速道路の中に信号があったりフェリーの部屋の中が

圏外で久しぶりにスマホから解放されたり様々なことがありました。

いろいろ驚くこともありますが、家に帰るまでが現場ですので道中も安全第一に行動しております。

 

さて今回はそういった現場で撮影したデータを利用しての配管のルート選定について紹介していきたいと思います。

 

前回は配管の接続部の現状把握に3Dスキャンが有用であるとお伝えしましたが、

3Dスキャンは周辺一帯の座標情報が取得できるので配管の位置関係がはっきりわかり

道中のルート選定にも3Dスキャンは非常に役立ちます。

 

点群の中に3Dで配管ルートを検討することで現地と図面が異なる場合や、

図面が無く、現地の状況を把握しないといけない場合などに

非常に有用です。

(既設配管回避)

(既設配管に沿うルーティング)

 

上記の画像のように既設回避するルートやサポートなどを共有するために、

既設を沿わせるルート検討など現状に即したルートを簡単に決めることができます。

 

この方法であれば図面化やモデリングと並行して新規計画を行うことができるので、

測定の翌日から設計検討を開始することが可能になり事前準備の時間の短縮が可能です。

3Dを使うのは敷居が高そう、事前のいろいろ用意するものが多そうなど

疑問がありましたらまずは一度弊社に問い合わせいただければと思います。

お客様の状況に即した最適なプランを提案いたします!!

 

次月のニュースについてですが引き続き配管検討でお伝えしたいこともあるのですが、

何回もこの場を占有してると他のニュースをお伝え出来ないので一旦配管検討はお休みして、

グラフィックについてのニュース紹介を行いたいと思います。

 

 

☆ソフト開発☆

現在Clearpointsにてウォークスルー機能の開発を進めています。

 

「点群をもっと気軽に利用して欲しい」から開発が始まったClearpointsにて

実際に点群内を歩いているかのように様々な角度から自動移動閲覧することができる機能です。

 

ウォークスルー機能は大きく視点移動と視点間移動の2種類用意しています。

 

★視点移動

現在の視点から任意の視点までウォークスルー移動します。

任意の視点は、マウスダブルクリックで簡単に決められます。

また、任意の位置までは視点を固定したまま(視線位置をそのまま)の移動と

視点を任意の位置に向けて移動する2種類の方法があります

 

視点を固定したまま(視線位置をそのまま)の移動は

移動元と移動先の高低差に左右されず移動できます。

例えば、建造物が入り組んでいることにより任意の位置指定が困難なとき、

指定した位置に左右されず視線位置をそのままで移動できますので、

雑木林の向こうの建造物へ移動したいときなどに便利です。

視点を任意の位置に向けて移動は

移動元と移動先の高低差を考慮した移動ができます。

例えば、坂道の移動や階段の移動などに便利です。

 

★視点間移動

予め視点を保存しておくことにより、指定した視点から視点へウォークスルー移動します。

予め移動したい経路が決まっているときに便利です。

視点の向きを考慮して移動します。

今後の開発機能のひとつとして、ウォークスルーや操作動画の出力機能も考えています。

 

☆機械設計☆

機械Gでは、先月の引き続き配管ロボの研究を進めております。

配管の中を調査と3Dプリンタで軽量化とコストを抑えたロボットを製作すること

を目的にしているものです。

前回からの進歩としては、小型のラズパイに変更しモデルの小型化を進められたとと、形状を三輪タイプのものだけでなく、2つに分けて電車の連結のように走れるロボットの開発も進めていることです。

まだ、研究段階のためCAD上のモデルのみになってしまいますが、完成イメージはこのようになる予定です。

また今後の研究として挙げていた各パーツの3Dプリンタでの造形については、故障時の交換などを想定して、基盤などのケースを造形し取り外しがしやすいようにできないかなど検討しております。

まだまだ配管内の方向転換や移動方法など課題は多いですが、引き続き研究を進めていきます。

シュルードnews 2021.12

こんにちは🎅

 

12月1週目から、今まで頂戴したご縁が

一気に実ったようなハッピーマンスです⛄

 

コロナ禍でお会いできなかった企業様に会いに行ったあと、

他社様へ紹介してくだったり、

ソフトの導入検討してくださっていた企業様から

購入決定のご連絡を頂戴したり…

皆さんの心に「弊社のできること」を残せていたんだ!!と実感できて、

本当にうれしいです。

 

☆3Dソリューション☆

配管設計・工事での3Dの使い方について

数回にわけてあらためて振り返りたいと思います。

 

⚡配管の更新時における接続箇所の注意点⚡

 

配管を更新する場合、フランジと呼ばれる個所で取り外して更新することが多いです。

この時配管の長さは隙間を設けてバンドなどで調整できるのですが(画像1)

フランジが傾いている場合にそれを気づかずに製作してしまうと、

少しの傾きでも接続箇所で大きな差になってしまいます。(画像2)

 

画像1           画像2

 

フランジ全体を非接触測定で測定できるレーザースキャナーがあれば、

配管が高所にあっても地面から測定ができ相対的な傾きや、地面との傾きを

しっかり把握することができます。

画像3にありますAとA’、BとB’という必要な角度での面間距離を計測できるからです。

 

さらに配管を取り外したあとにフランジ面を計測すれば平面度もわかるので、

そのままパッキンをつけても漏れがないかなとの診断も併せて可能になります。(画像4)

 

画像3

画像4

 

この技術を使えば現合での施工を限りなく減らすことができます。

次回は点群データを利用した効率的な配管ルートの選定についてお伝えします。

 

☆ソフト開発☆

SPOT360の新しい機能として、現場で写真撮影、動画撮影を行える機能開発を進めています。

現場でSPOT360プロジェクトを確認しながら、気になる場所を撮影し保存できる機能を想定しています。

 

既存機能

・現場でメモを残せる機能として手書き機能を搭載

 

・現場でメモを手書きし保存

・登録箇所にアイコンが表示されてカーソルを合わせると内容が確認できます。

 

開発中の画面

・手書き登録画面からカメラ画面を起動すると、PC付属のカメラが起動し画面に表示されます。

 

・シャッターボタンで画像が手書きエリアに表示され保存されます。

写真上に手書きも行えます。

 

☆機械設計☆

まだ試作段階になりますが配管ロボの製作をしています。

配管の中を調査することと、弊社の所有している3Dプリンタを活用して

軽量化とコストを抑えたロボットを製作することを目的としています。

 

現在、遠隔操作で移動でき、配管内をカメラで見ることができるところまでは

できているため、

今後は、複雑な配管内をスムーズに移動するための機構を加えるための

研究を続けています。

 

また、今回の試作したロボットは

カバー・タイヤ・歯車・軸を3Dプリンタで造形したものを使用しており、

まだ強度面など問題はありますが、動作することが確認できました。

今後は、駆動に必要な基盤やモーター以外のものを3Dプリンタで造形できない

か強度面も含めこちらの方も研究していきます。

 

配管と配管ロボ

配管の中を走行している配管ロボ

 

終わり良ければすべてよし!!

来年もがんばりますので、いつでもご連絡おまちしております☺

シュルードnews 2021.11

こんにちは🍂

 

朝晩と日中の気温差が激しくて、体がついていきません💦

マスクをしていると保湿されると思いきや、結構乾燥します。

パックが好きなので、最近テレビで紹介していた唇用のパックを発見!!

早速つかってみたところ、乾燥してずっと痛かったところが

修復されました~。

保湿の重要性を実感した商品でした。

体も同じく、マスクしていると忘れがちですが、

皆さん水分補給をしっかりしてお過ごしください🍀

 

☆3Dソリューション☆

配管シミュレータを作成しています。

プラントには↓画像のように複雑に込み入った配管はひしめき合っています。

当然、作業員が日々管理・整備を行っています。

 

中には有毒な流体があり、バルブの操作違いで大きな事故につながります。

作業自体に不慣れな人、当該現場に不慣れな人にスムーズに作業伝達すべく

流域を可視化するシミュレータを作成しています。

 

簡略化した3Dモデルでルートをわかりやすく表示し、

実際にバルブを操作することで流域が変化します。

 

配管を例にしていますが、弊社virtualplannerでは様々なシミュレータが

作成できます。

今後もご紹介していけたらと思います。

 

☆ソフト開発☆

Clear pointsに穴埋め補間するためのAIを組み込み始めました。

AI技術の利用は学習データとなる正解の点群を学習させることで

欠陥データを補間することを目的にしています。

将来的には地上からのスキャナー測定では行い難い屋根瓦の補完や、

点群上からの障害物を消した際の点群が抜けた部分などを

この技術を使って補間することで点群の薄さを解消することを目指しています。

 

☆機械設計☆

建物の壁の劣化を調査するために、高所作業車から3次元測定をしたいという要望がありました。

しかし、測定器及び三脚のみを高所作業車に載せるというのは落下の危険性があるので、

落下防止措置として、三脚の開き止め治具と浮き防止治具を作成しました。

今回作成した治具(写真①、②)と実際現場(写真③)で使用した時の

写真です。

 

写真①

写真②

写真③

 

下記は、今回測定した世界遺産「韮山反射炉」を取り上げた記事になります。

世界遺産「韮山反射炉」が復活、1857年完成当時のレンガ残す : エンタメ・文化 : ニュース : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

 

少しずつですが…

ニュースに掲載されるような事業に参加させていただける機会が増えてきました!!

がんばります💪

シュルードnews 2021.10

こんにちは🍂

 

10/6、7は中信ビジネスフェアのリアル展示会に

出展しました。

 

開催の本決定も直前の久しぶりの展示会対応…

ほぼ一人でブースにいたのですが、たくさんの方が来てくださり、

とても楽しかったです!!

皆さん、ありがとうございました。

 

弊社でできることも少しずつ増やしていたので、皆さんの業務にお役立ちできることも

増えてきています。

お困りのことがあれば、ご相談ください!!

シュルードに相談したら一緒に考えて解決してくれる…と思ってもらえる企業でいたいと思っています。

 

☆3Dソリューション☆

前回に引き続き、テクスチャ付きメッシュのお話です。

メッシュを間引くとポリゴンのカクカクが大きくなり、全体の形状が微妙に違うものになります。

処理速度を優先しようと思えば、リトポロジーは必要な処理になります。

問題として生じるのが、カクカクしたポリゴン削減版に元のテクスチャを貼り付けないといけないという点です。

自動での処理では画像1→画像2のような結果になります。

画像1

画像2

カクカクした端の部分が形状が合わず変な色合いになっています。

このような場合にテクスチャペイントを行い、細部まで整えるよう作成しています(画像3)

画像3

フォトグラメトリーからのモデルを自動処理のまま、モデル細部に目を瞑るような作り方はよく目にしますが、

シュルードでは細部にまでこだわったモデルを、という思いで進めています。

 

☆ソフト開発☆

最近、お問合せが急増しているSPOT360の新機能搭載のご案内です。

 

SPOT360に登録できるスポット点の種類は「コメント」、「画像」、「リンク」でした。

お客様より画像以外の色々なファイルを登録したいとのご要望もあり、

新しい機能としてファイル登録機能を搭載しました。

ファイルであればどの様な形式でも登録可能です。

 

PDFファイルのみブラウザの新しいタブで表示されます。

それ以外のファイルはダウンロードとなりますので、各種アプリでのご確認となります。

 

PDFファイルの場合↓

 

その他ファイルの場合↓

 

現場管理に使えるソフトやアプリはたくさん出ていますが…

御社のほしい機能を開発して入れるなどの対応ができる企業は少ないです。

ぜひ、お客様の想いを現実にする弊社のソフト、

体験版からお試しください!!

 

☆機械設計☆

測定機用の治具を設計・製作しました。

張り出した位置で測定機を使いたいということで、設置できる治具を作りました。

写真はテスト時のものです。

 

実際の現場でも問題なく使うことが出来ました。

要望に応じた治具の設計・製作、今回のミッションクリアです!!

 

同じものがほしい…でも対応可能ですが、御社が使いやすいように改造することも可能です。

こういったあると役立つ治具のご依頼もお待ちしております。

 

展示会にご縁を頂戴し、お仕事の話のために、21日に東寺の弘法市へ久しぶりに行ってきました。

仕事中といえど、仏像を拝見させてもらえたり、とてもうれしかったです。

自社仏閣巡りはやっぱり最高やな~とルンルンな一日でした!!

 

色んな事に興味を持ち、しっかり知識として身に着けてらっしゃる方はとても素敵です。

私ももっと勉強しないと…と思った一日でもありました。

頑張ります!!

シュルードnews 2021.09

こんにちは🌰

 

秋がやってきましたね🍂

今年はすずしくなるのが早く感じます。

食欲、読書、運動…皆さんはどんな秋を満喫されますか?

私は記載した順番に満喫となります(笑)

何も気にせず、温泉行って、おいしいもの食べて、御朱印めぐりしたい!!という

望みはいつになれば叶えられるのでしょうか。

 

緊急事態宣言が延長され、現段階ではまだリアル開催の有無が確定されていないですが、

中信ビジネスフェアが開催されれば、出展予定でおります。(10/6-7 京都パルスプラザにて)

中信ビジネスフェア2021 (kc-sc-bf.jp)

 

個人的にはまだうまく見回ることができないオンライン展ですが💦

こちらにも掲載されています。

中信ビジネスフェアオンライン展 (kc-sc-bf.jp)

 

 

☆3Dソリューション☆

前回のニュースでUnrealEngineを使用した映像用アセットモデルを紹介しました。

弊社では、映像用アセットモデルを作成していますが、

下の画像に写っている扉モデルの違いはわかりますか?

…正解は、メッシュのディテールです。

頂点数の多いメッシュは、映像利用・編集に適していません。

以前のニュースではリトポロジ(ソフトによる自動最適間引き)での軽量化を紹介しましたが、

エッジの効いた角ばったモデルの場合には、手動で行うリモデリングが適している場合があります。

もとのフォトグラメトリで生成したテクスチャの美麗さを損なうことなく、

映像利用に適したモデルを作成するため、日々最適な方法を検討しています。

今後も映像利用にむけた研究を更に進めていきます!!

 

☆ソフト開発☆

今月は「Clear points」開発中の新機能について、紹介します。

 

点群を表示する際に薄くなることへの対応として以下の機能を開発しています。

・クリッピングボックス内への点群追加表示機能(Ver3.7.9で実装)

クリッピングボックスで囲った部分のみ点群の追加読込みを行い、濃く表示する機能です。

Clear pointsは操作性向上のため描画読込み点群数に上限を設けているため、広範囲点群では濃淡ができやすくなります。

そこで、濃く表示したい部分を囲い、その部分のみ濃く表示する機能を実装しました。

↓ 囲った部分を濃く表示させると…

・手前表示機能(次回リリースでの実装予定)

6月に紹介した手前表示機能を実装する予定です。

手前を濃く表示することでズーム時に薄く表示されることを抑制します。

 

☆機械設計☆

3Dプリンタ―活用に力を入れています。

今回はライオン模型の1/2スケール造形にトライ!!

 

ダブルヘッドの3Dプリンターを導入したことから、

1軸には水溶性フィラメント、もう1軸には造形したい素材フィラメントを設置して、造形しました。

↑青色部のサポート個所に水溶性フィラメントを使用

 

造形完了後、一日水につけておくと…

サポートが溶けました!!

溶けかけに触ってみると、ねっとりした水溶性のりに似た素材でした。

サポートがついていた面もきれいに造形できていました。

これまで以上に複雑な形状も造形が可能になります。

また、水溶性フィラメントによるサポートだけでなく、

いろんなフィラメントでも活用できると感じています。

 

新型コロナワクチン2回目接種後の副反応で1週間ほど体調が戻らず、

運動が全然できてません💦

仕事のやる気を保つためにも、体力をつけたいので、

シルバーウィークはウォーキングしようと思っています!!